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私の作品と道具〜作家さんを訪ねて 高村さわこ先生

高村先生がリボン刺しゅうを始められたのは、7~8年前のこと。娘さんの通う幼稚園にあった保護者向けの手芸クラブでリボン刺しゅうに出会われ、その華やかさに心を奪われたそうです。
国内外の本や動画を見ながら独学でステッチを習得され、初めはくるみボタンやヘアゴムに仕立てた作品をバザーで販売するなどして楽しまれていました。

 

制作を続けられるにつれ、ますますリボン刺しゅうに夢中になられた先生は、Instagramにも積極的に写真をアップ。それが編集者の目に留まり、制作依頼が舞い込むように。3~4年前からは手芸誌にも作品が掲載されるようになりました。

高村先生の作品はお花とスイーツがメイン。
お花は先生にとって心和む存在で、元々大好きだったそう。制作の際は「リアルにお花を咲かせるイメージ」でステッチされています。
可憐なスイーツはInstagramのフォロワーさんからも大人気のモチーフ!クリームを刺し方を紹介したリール動画には、たくさんのいいねやコメントが寄せられました。

 

刺しゅうのアイデアは日々浮かんでくるそうで、頭の中のイメージを取りこぼさないよう、イラストを描きためられています。そこからイメージ通りになるかどうか実際に刺してみて、納得がいくまで試作を続けられるそうです。特に色の組み合わせにはこだわって制作をされています。

「リボン刺しゅうの一番の魅力は、ふんわりと華やかに立体的な表現ができること!」と高村先生。ふんわり感を損なわないよう、リボンの引き加減を常に意識されていて、『リボンを生かす刺し方』で作品を制作されています。

 

針はリボン刺しゅうステッチ針の細タイプセットを愛用されていて、生徒さんやフォロワーさんにも使いやすいとオススメしてくださっています!茎などフランス刺しゅうを施す部分にも、リボン刺しゅうステッチ針のNo.24を使用されています。

講師としてのご活動

昨年からはヴォーグ学園横浜校で講師としての活動もスタートされました。
基本のステッチはもちろん、綺麗に仕上げるコツや、裏側がリボンでいっぱいになってきた時にどこから針を出すといいかなど、独学ではわかりにくいポイントも工夫しながらレッスンされています。

 

生徒さんに喜んでもらえたり、リボン刺しゅうの楽しさや可愛さを共有できるのがとても嬉しく、活動の励みになっているそうですよ。

 

高村先生の講座は好評で、この10月からは、東京校でのレッスンもスタートされました。
※人気のため、現在キャンセル待ちとなっています。

作品掲載誌のご紹介

高村先生の作品が初めて掲載されたのは、日本ヴォーグ社の「ステッチイデー」。以降、ステッチイデーにはよく高村先生の作品が掲載されています。今春発売されたVol.36の巻頭特集には、チューリップやバラ、ビオラ、スズランなどの花々をパステルカラーで表現した、スイートで優しい雰囲気の作品が掲載されています。

 

また、先日ブティック社から発売された「ときめき刺しゅうアクセサリー83」にも、高村先生の作品が掲載されています。(ハンドメイド日和vol.10に掲載された作品です。)

 

ぜひ誌面でも高村先生の素敵な作品をお楽しみください♪

高村さわこ先生 Profile

東京都在住。日々楽しみながら制作されているリボン刺しゅう作品は、ふわりとした立体感と優しい色使いが特徴。Instagramには1.4万人のフォロワーさんがいらっしゃいます(2022年10月現在)。

 

Instagram https://www.instagram.com/sawako.mk/